2026年4月4日(土)阪神11R|第35回チャーチルダウンズカップ(G3)芝1600m|15:30発走
NHKマイルCへの切符を懸けた3歳マイル王決定戦の前哨戦。今年は「ルメール・川田・武豊」のトップジョッキー3人がそろい踏みする、近年屈指の豪華メンバーが集結した。
レース概要をサクッと整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レース名 | 第35回チャーチルダウンズカップ(G3) |
| 日時 | 2026年4月4日(土)15:30発走 |
| コース | 阪神・芝1600m(外回り・右回り) |
| 条件 | 3歳オープン・馬齢戦 |
| 賞金 | 1着 4,100万円 |
| 特典 | 3着以内にNHKマイルC優先出走権 |
※旧「アーリントンカップ」。2025年より現名称に改称。
注目3頭を深掘り解説
サンダーストラック(牡3)|ルメール騎乗
| 項目 | データ |
|---|---|
| 父 | ロードカナロア |
| 母 | シーブルック(母父Hinchinbrook) |
| 厩舎 | 木村哲也(美浦) |
| 前走 | シンザン記念 1着(9番人気) |
| 芝マイル成績 | 2戦2勝 |
| 予想オッズ | 約4.0倍(2番人気想定) |
ここが買い材料だ。
メンバー唯一の重賞ウイナー。シンザン記念では9番人気ながら、初ブリンカー着用が劇的にハマり、インから鮮やかに抜け出した。しかもそのレースで3着だったアルトラムスが毎日杯を勝っており、レースレベルの裏付けも万全。
1週前追い切りは美浦W6F81.7秒-11.9秒と、シンザン記念時を上回る好時計。関西遠征3度目で輸送の心配もゼロ。新馬戦以来のルメール騎手とのコンビ復活で、さらに上のパフォーマンスが見込める。
懸念点は? NHKマイルCを見据えた「余力残し」の可能性がある点。ただし賞金的にはNHKマイルC出走にほぼ問題ないだけに、叩き台としても力を見せてくるだろう。
アンドゥーリル(牡3)|川田将雅騎乗
| 項目 | データ |
|---|---|
| 父 | サートゥルナーリア |
| 母 | アンドラステ(母父オルフェーヴル) |
| 厩舎 | 中内田充正(栗東) |
| 前走 | ホープフルS 7着(1番人気) |
| 通算成績 | 4戦2勝 |
| 予想オッズ | 約2.3倍(1番人気想定) |
ここが買い材料だ。
前走ホープフルSの惨敗は「距離が長かった」の一言に尽きる。川田騎手自身が「現状この距離は長い」と明言。序盤で壁を作れず折り合いを欠いた結果であり、距離短縮は大きなプラス。
未勝利勝ちは後続を5馬身ちぎる圧勝劇。アイビーSも好内容で連勝と、マイル以下での能力は世代トップクラス。ノーステッキでも鋭く反応する操縦性の高さは特筆モノだ。母アンドラステは中京記念勝ち馬で、マイル適性は血統的にもお墨付き。中内田×川田の黄金タッグも心強い。
懸念点は? 約3ヶ月の休み明け。ホープフルSの大敗イメージを払拭できるか。人気を背負うだけに「試走」では済まされない一戦。
リゾートアイランド(牡3)|武豊騎乗
| 項目 | データ |
|---|---|
| 父 | イスラボニータ |
| 母 | エディスバーグ(母父Frankel) |
| 厩舎 | 上原佑紀(美浦) |
| 前走 | ジュニアC 1着(1番人気) |
| 通算成績 | 4戦2勝 |
| 予想オッズ | 約6.6倍(3番人気想定) |
ここが買い材料だ。
ジュニアCは4着までハナ差の大激戦を制した勝負根性の持ち主。母父Frankelの底力が光る。1週前追い切りでは「抜群の動き」(上原調教師談)で、古馬を相手に先着する好内容。早めに栗東入りしてテンション管理も万全の態勢。
そしてなんといっても鞍上は武豊。2023年にはこのレース(旧アーリントンC)をオオバンブルマイで制しており、コース適性への手腕は実証済み。レースセンスの高い馬と名手のコンビは、波乱を呼ぶ可能性を秘めている。
懸念点は? やや折り合いに課題あり。スローの瞬発力勝負より、ペースが流れた方がいいタイプ。展開次第。
その他の登録馬もチェック
| 馬名 | 騎手 | 厩舎 | 前走(着順) | ひと言コメント |
|---|---|---|---|---|
| バルセシート | 北村友一 | 松下武士(栗東) | 500万下 2着 | シンザン記念4着。勝ち馬と0.3秒差。前走の不利がなければ…の声多数 |
| アスクイキゴミ | 坂井瑠星 | 藤原英昭(栗東) | 新馬 1着 | 東京マイル新馬を余力残しで快勝。素質は高いがキャリア1戦の未知数 |
| シーミハットク | 高杉吏 | 寺島良(栗東) | 500万下 1着 | 3連勝中の上がり馬。勢いは侮れない |
| ファンクション | 斎藤新 | 斎藤誠(美浦) | アネモネS 4着 | 牝馬ながら果敢に参戦。展開ハマれば一発 |
| エイシンティザー | 西塚洸 | 吉村圭司(栗東) | 500万下 4着 | 格上挑戦。力差はあるが阪神マイルは合う |
| サーディンラン | 松山弘平 | 武英智(栗東) | 500万下 2着 | 松山騎手の手腕に期待。穴候補 |
| クールデイトナ | 吉村誠 | 宮地貴稔(栗東) | シンザン記念 13着 | 巻き返しは厳しいか |
| サトノセプター | 岩田望来 | 上村洋行(栗東) | こぶし賞 7着 | ポテンシャルはあるが現状では苦しい |
| メイショウソラリス | 角田和 | 角田晃一(栗東) | 弥生賞 10着 | 距離短縮で変わり身あるか |
| レザベーション | 未定 | 松下武士(栗東) | 未勝利 1着 | 前走3馬身差快勝。伸びしろ◎ |
| ストームサンダー | 未定 | 安達昭夫(栗東) | 朝日杯FS 9着 | 距離は合うが状態次第 |
| ユウファラオ | 未定 | 森秀行(栗東) | ヒヤシンスS 8着 | ダートからの転戦組。適性は未知数 |
データで読む!過去10年の傾向
1番人気は信頼できる! 過去10年で1番人気は【6-1-0-3】勝率60%、連対率70%。今年の1番人気想定はアンドゥーリル。データ的には逆らいにくい。
5枠が圧倒的に強い。 枠順別では5枠が【5-2-1-10】で勝率27.8%、複勝率44.4%。枠順確定後に注目したいポイントだ。
栗東勢が圧倒。 所属別では美浦の好走は10年で【1-0-1-18】複勝率10%と苦戦傾向。しかし今年は関東のサンダーストラックとリゾートアイランドが強力だけに、データを覆す可能性も十分。
まとめ|NHKマイルへの”本気度”で決まる
今年のチャーチルダウンズCは、ルメール・川田・武豊というトップ3が一堂に会する稀有な一戦。
能力的にはアンドゥーリルが一枚上だが、約3ヶ月ぶりの休み明けと前走大敗のメンタル面がカギ。対してサンダーストラックはシンザン記念覇者の勢いそのまま、ルメール復帰で死角が少ない。武豊×リゾートアイランドは、ペースが流れれば一気に台頭する可能性がある。
NHKマイルCのトライアルだからこそ、各陣営の”本気度”を見極めるのが予想のカギだ。
※枠順は4月3日(木)に確定予定。確定後に最終予想を更新します。 ※記事は2026年3月30日時点の情報に基づいています。出走取消・騎手変更等にご注意ください。


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