PR

第72回エンプレス杯キヨフジ記念 出馬表と過去傾向|連覇狙うテンカジョウvsプロミストジーン武豊×8頭立て分析

川崎競馬場のナイター照明に照らされたダートコースのスタートゲート前に並ぶ8頭の牝馬サラブレッドと、青紫の夕暮れ空のイラスト

上半期ダート女王決定戦、8頭立てに集約

2026年5月13日(水)20時10分発走、川崎競馬場ダート左回り2100mで行われる第72回エンプレス杯キヨフジ記念(JpnII・4歳上牝馬・定量55kg・1着賞金4000万円)。古馬牝馬路線の上半期最高峰で、グランダム・ジャパン古馬春シーズンの最終戦も兼ねる一戦が、今年は精鋭8頭に絞られた。少頭数ゆえに展開予想の精度が勝負を分ける。

過去5年の勝ち馬から読み解く「順当決着」傾向

過去5年の勝ち馬を並べると、2021年マルシュロレーヌ(1人気)、2022年ショウナンナデシコ(1人気)、2023年グランブリッジ(1人気)、2024年オーサムリザルト(1人気)、2025年テンカジョウ(2人気)と、すべて1〜2番人気が制している。複勝圏も上位3〜4番人気でほぼ占有されており、複数のデータサイトでも「過去10年で1番人気馬の複勝率はほぼ100%」と指摘されている。順当決着・少波乱、これがこのレースの本質だ。

馬連配当も近年は数百円〜千円台が中心で、波乱を狙うレースではない。素直に上位人気をベースに、相手で広げるのが王道になる。

注目馬1:テンカジョウ(6番・松山弘平)連覇かかる本命

牝5・鹿毛、松山弘平騎乗、岡田稲男厩舎。前走の川崎記念JpnIで7着と崩れたが、その前2月のクイーン賞JpnIIIをしっかり勝ち切っており、川崎2100mでは前年の同レース勝ち馬。コース実績・距離実績・斤量定量化の恩恵、3拍子そろう。鞍上松山との手も合っており、馬体重489kgで状態維持できれば本命級。前走の大敗は混合戦・牡馬相手の超ハイレベルが原因と割り切るのが妥当。

注目馬2:メモリアカフェ(1番・ルメール)4歳の上がり馬

牝4・栗毛、ルメール騎乗、柄崎将厩舎の上がり馬。前走4月の兵庫女王盃JpnIIIで1着、前々走クイーン賞JpnIIIで3着、その前マリーンカップJpnIIIで2着と、重賞戦線で堅実に走り続けている。父ナダル、母父マンハッタンカフェ。昨年同コースの関東オークスJpnIIで勝利経験ありという点は見逃せない。鞍上ルメールの安定感と1枠は、過去傾向にもマッチする。

注目馬3:プロミストジーン(2番・武豊)一発の魅力

牝4・鹿毛、武豊騎乗、上原佑介厩舎、シルクレーシング所有、ノーザンファーム生産。前走4月の兵庫女王盃JpnIIIで2着、その前の中央舞鶴Sで圧勝。馬体重465〜468kgと小柄だが、抜群の追走力と上がり脚を持つ。川崎初挑戦で距離2100mも未経験という不安要素はあるが、武豊の手綱と父ナダル産駒の底力で、人気以上に走れる可能性は十分。

その他注目馬と妙味

4番アピーリングルック(戸崎圭太・牝5)はクイーン賞JpnIII4着、名古屋大賞典JpnIII勝ち馬で、距離実績は申し分ない。5番マーブルマウンテン(吉原寛人・牝5)は地方移籍後安定、若草賞土古記念で勝利。8番レイナデアルシーラ(田口貫太・牝4)は中央オープン経験馬で、相手なりに走るタイプ。3番マテリアルガールと7番レクランスリールは格下感が否めず、紐穴での評価が妥当だろう。

川崎2100mのコース特性と買い方

川崎2100mは1周1200mの馬場を1周半以上回り、タイトなコーナーを6回通過する特殊コース。向正面2コーナー付近スタートで最初のコーナーまで約400m、1周目のスタンド前で一度ペースが緩むことが多く、位置取りと展開読みが極めて重要になる。逃げ・先行有利で、外を回す馬には厳しい。8頭立てなので包まれるリスクは少ないが、内枠の機動力ある馬が有利と読む。

買い目としては、テンカジョウとメモリアカフェの2頭軸、相手にプロミストジーン・アピーリングルックを加えた3連複フォーメーション(軸2頭→相手2頭)が現実的。少頭数なのでオッズは渋いが、的中率重視で組むのが過去傾向に沿う。

川崎2100mは1周1200mの馬場を1周半以上回り、タイトなコーナーを6回通過する特殊コース。内枠の機動力ある馬が有利で、これは 川崎900mから2100mまでのトラックバイアス分析 でも触れた通り、川崎の本質的な傾向だ。南関東4場のコース別データを横断的に押さえたい人は 地方競馬場の特徴を徹底解剖(全15場ガイド) も合わせて読むと立体的に理解できる。

観戦準備とおすすめアイテム

ナイター開催(20時10分発走)なので、夜風対策の薄手の羽織りが必須。

コンパクトで現場でも使いやすい折りたたみ双眼鏡をAmazonでチェック

地方競馬の予想力を底上げしたい人には競馬予想・馬体本を楽天ブックスで探すもおすすめ。

まとめ:素直に本命、欲は控えめに

過去傾向を素直に読めば「テンカジョウ vs メモリアカフェ」の2強構図に、プロミストジーン・アピーリングルックが食い込む形が浮かぶ。少頭数・定量・上位人気強しの三拍子がそろう以上、奇をてらわず堅く取る一戦。配当の妙味より、的中率と回収率の安定を狙うのが正解だろう。