今週のトレセンの馬場状態と、かめきちの「調教評価」の基準
雨の影響や時計の出やすさなど、追い切りの背景をサクッと解説
追い切りのタイムだけ見て「速いから好調!」と飛びつくのは危険です。
かめきちが重視するのは次の3つ。
① トレセンの馬場状態 ── 今週の栗東坂路・CWは「良」。水曜〜木曜は時計が出やすいコンディションでした。つまり「速い時計=好調」とは限らず、馬場が軽い分だけタイムが底上げされている点に注意が必要です。
② 1週前→最終のタイム変化 ── 1週前にビシッと追って、最終はサラッと調整程度に流す馬は「仕上がり完了」のサイン。逆に最終でも一杯に追っている馬は「まだ足りていない」か「急仕上げ」の可能性があります。
③ 動き(フットワーク・フォーム・反応) ── タイムに表れない「軽さ」「バネ感」「手応えの余裕」を映像から読む。JRA公式の調教動画(YouTube無料公開)で全馬チェック済みです。
この3つの基準で18頭をふるいにかけた結果、かめきちが「いい感じ」と唸った3頭を紹介します。
【本命級】かめきちが唸った!一番「いい感じ」の調教馬
おすすめ①:ナムラクレア(7枠13番・58.0kg・浜中俊)── ラストランの仕上がりが、異次元。
最終追い切り:3/25 栗東坂路 53.0-37.6-23.8-11.6(馬なり)
東スポの調教採点でも堂々の◎評価。
記者が「こんなに出てんの?」と驚いたほどの”楽走”でラスト11秒6をマーク。
馬なりでこのタイムは、トレセンの馬場が良いことを差し引いてもエグい数字です。
ウマニティの調教診断でも全頭中トップのA評価。
「フォームのブレが少なく、脚さばきが軽快。
弾力性が高く力強さも十分。
7歳をまったく感じさせない好気配」とのコメントがついています。
かめきちが見た映像の印象もまさにそれ。右手前一本のまま坂路を駆け上がったのに、鞍上・浜中の手応えは最後まで持ったきり。無理に手前を替えさせる必要がないほど余裕のある走りでした。
3年連続2着からの「有終の美」を飾るための、渾身の仕上げ。長谷川調教師の「申し分ない」という一言に嘘はありません。
ここがラストラン、かめきちは信じます。
【対抗・穴】オッズ妙味あり!動きが絶好調な2頭
おすすめ②:パンジャタワー(1枠1番・58.0kg・松山弘平)── サウジ帰りなのに”10日仕上げ”がヤバすぎる
最終追い切り:3/26 栗東坂路 55.4-11.9(単走・松山騎乗)
サウジ遠征から帰国後、わずか10日間の調整で最終追い切りまで持ってきた橋口調教師の手腕がまず凄い。中日新聞の記者いわく「脚が何本にも見える高回転ピッチ」でラスト11秒9。松山騎手が騎乗した最終は上々の動きで、橋口師も「グンと上がってきました」と太鼓判。
ウマニティでもA評価で「深刻にとらえる必要のないレベルの微調整程度。重馬場でもノメらず安定感あり」。1週前のCW6F81.6秒はNHKマイルC時の77.4秒には及ばないものの、帰国スケジュールを考えれば十分すぎる水準です。
1枠1番というのがまた良い。中京芝1200mは内枠有利のデータがあり、ロスなく先行できるのは大きなアドバンテージ。単勝5.3倍の3番人気は、能力を考えればまだ妙味があるとかめきちは見ています。
おすすめ③:エーティーマクフィ(2枠3番・58.0kg・富田暁)── 時計は地味に映るけど、「過去最高」発言を見逃すな
最終追い切り:3/25 栗東CW 4F52.7-1F11.0(末強め・富田騎乗)
このタイム、数字だけだと「ふーん」で終わりがち。
でも武英智調教師のコメントが聞き捨てならない。
「状態は過去最高と言えます」──。
1週前は坂路で52.8-12.1をマーク。最終のCWではラスト1Fで11秒0という強烈な伸び。前走のシルクロードSは8着に終わりましたが、あれは直線で詰まった不完全燃焼。京阪杯を勝った時の好調ぶりが戻っています。
追い切り評価サイトでもS評価(agyo-keiba)とA+評価(note追い切りレポート)の高評価が並ぶ。2枠3番の内枠で、前に行けるスピードもある。富田騎手のGⅠでの大仕事に期待しましょう。中穴〜穴ゾーンのオッズなら、ここは配当妙味MAXの1頭です。
【危険な人気馬】調教の動きがイマイチ?かめきちが「消し」評価にした馬
ここまで「いい感じの3頭」を紹介しましたが、逆に調教面から不安を感じた人気馬もいます。馬券の取捨で滞在時間を伸ばしたいところなので、正直に書きます。
ダノンマッキンリー(2枠4番・58.0kg・坂井瑠星)── 最終で終い12.6秒、失速。
最終追い切りの坂路でラスト12秒6。強めに追われたにもかかわらず終いが失速する形になりました。ウマニティの調教診断ではC評価。「折り合いの難しさは相変わらず。仕掛けると頭が高くなり、脚勢が衰えた」と厳しいコメント。
agyo-keibaでも「苦戦続きの近走から大きく変わった様子なし」のB評価止まり。前走のオーシャンS組は毎年注目されますが、この馬に関しては調教が「???」。人気するなら嫌いたい1頭です。
ピューロマジック(6枠12番・56.0kg・横山武史)── 1週前は自己ベスト更新も、最終が物足りない
1週前に坂路50.1秒の自己ベストを叩き出したのは事実。しかしウマニティの最終追い切り診断はC評価で、「バランスが前がかりの力み。後肢の踏み込みが甘い。なにかスカッとしない内容」。追い切りサイトの見解も割れており、1週前のピークが最終に持続していない印象があります。
逃げ馬だけに展開の恩恵はありますが、調教面の上積みには疑問符。上位人気に推されるなら「嫌い馬」候補として頭の片隅に置いておいてください。
調教の答え合わせ!パドックをスマホで確認する方法
追い切りはあくまで「1週間前の状態」。
本当の答え合わせはパドック(下見所)でやりましょう。
JRAレーシングビュアー(月額550円)に加入すれば、高松宮記念のパドック〜返し馬までスマホでリアルタイム視聴できます。
かめきちが見た追い切りの印象と、当日のパドックの歩様が一致しているか──
それが最終ジャッジの瞬間です。
無料で見たい方はグリーンチャンネルWebの無料放送枠もチェック。GⅠはパドック中継も充実しているので、発走30分前にはスマホをスタンバイしておきましょう。
かめきちの買い目まとめ
| 印 | 馬番 | 馬名 | 枠 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ⑬ | ナムラクレア | 7枠 | 58.0 | 浜中俊 |
| ○ | ① | パンジャタワー | 1枠 | 58.0 | 松山弘平 |
| ▲ | ③ | エーティーマクフィ | 2枠 | 58.0 | 富田暁 |
| × | ⑨ | サトノレーヴ | 5枠 | 58.0 | ルメール |
| × | ⑰ | ペアポルックス | 8枠 | 58.0 | 川田将雅 |
| 券種 | 買い目 |
|---|---|
| 単勝 | ⑬ナムラクレア |
| 馬連 | ⑬→①③⑨⑰ |
| ワイド | ⑬→③、①→③ |
| 3連複 | ⑬=①→③⑨⑰ |
| 3連単(フォーメーション) | 1着⑬① → 2着⑬①③⑨ → 3着⑬①③⑨⑰ |
明日の中京の馬場情報(速報)
金曜正午時点:芝(Bコース)稍重 → 土曜は晴れで芝「良」に回復。
日曜も晴れ時々くもりの予報なので、高松宮記念は良馬場で行われる可能性が高い。
Bコース替わりで内の傷みがカバーされ、高速馬場が想定されます。
スピード勝負になれば、内枠のパンジャタワー&エーティーマクフィの配置はさらに有利に。
競馬予想は個人の見解です。馬券の購入は自己責任でお願いします。


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