
真夏の盛岡で行われる短距離交流重賞、クラスターカップ(JpnIII)。
今年は雨と台風15号の進路も気になる一戦です。盛岡ダート1200mの特徴、過去10年データ、天候見通しから注目馬を絞りました。
結論:軸はアンズアメ
1200m適性、52kgの斤量、川田将雅騎手とのコンビを評価します。
盛岡競馬場ダート1200mはどんなコース?
盛岡ダート1200mは、単純な「逃げ・先行有利」と決めつけにくいコースです。
- スタートから最初のコーナーまで約500m
- 3コーナーから4コーナーにかけては下り坂
- 直線は約300mだが、ゴール前に上り坂
- 前半のスピードだけでなく、最後まで脚を使う力が必要
特に雨で脚抜きが良くなれば、前の馬が粘る展開もあります。一方、下り坂から直線の坂を越えるため、早仕掛けになれば差し馬の出番も生まれます。
過去10年データ
上位人気が強い
地方競馬全国協会の過去10回データでは、3着以内30頭のうち29頭が5番人気以内でした。
| 人気 | 勝率 | 3着内率 |
|---|---|---|
| 1番人気 | 50.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 20.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 20.0% | 70.0% |
| 4番人気 | 10.0% | 50.0% |
| 6番人気以下 | 0.0% | 1.1% |
狙い目は「上位人気+適性」
大穴を広げるより、人気馬の取捨を丁寧に考えたいレースです。
JRA勢が中心
過去10回の所属別成績では、JRA関西所属馬が7勝・3着内率55.6%。JRA関東を加えると、中央勢が9勝を挙げています。
ただし、盛岡巧者の地方馬は無視できません。昨年は北海道所属のキャンディドライヴが7番人気で2着に入りました。
5〜6歳が中心
過去10回の勝ち馬は4〜6歳。なかでも5歳・6歳が各4勝以上で、中心世代になっています。
天気予定と台風15号
8月11日の盛岡市は雨に注意
現時点の予報では、盛岡市はくもり時々雨の見込み。最高気温は25℃前後、最低気温は19℃前後とされています。
さらに、台風15号が東北地方に接近する可能性が報じられています。進路や雨量次第では、馬場悪化、風、開催への影響もあり得ます。
重要
発走前は「馬場状態」「風」「雨量」「開催可否」を必ず再確認したいところです。
雨が強まって時計勝負になれば、好位から立ち回れる馬を上位に取りたいレースです。
おすすめ5頭
◎ アンズアメ
8枠9番/牝4/52kg/川田将雅騎手
軸に選んだのはアンズアメです。
前走の水無月ステークスで勝利。ダート1200mでは高い安定感があり、今回は牝馬の52kgで出走できます。重賞初挑戦でも、軽量を生かして好位から抜け出す形ならチャンスは十分です。
注目点:52kg・1200m適性・川田騎手
○ クロジシジョー
2枠2番/牡7/54kg/菱田裕二騎手
2024年クラスターカップで2着。盛岡1200mの適性は証明済みです。
近走は重い斤量で走ってきた馬だけに、今回は54kgが大きなポイント。展開が速くなり、前がやり合うほど末脚が生きます。
注目点:コース実績・斤量減・差し脚
▲ サンライズアムール
3枠3番/牡7/55kg/幸英明騎手
昨年のクラスターカップ覇者。逃げ切りで盛岡1200mを制した経験は、出走馬のなかでも大きな武器です。
前走の着順だけで評価を落とすのは早計。雨で前残りの馬場になれば、連覇まで見えてきます。
注目点:前年覇者・先行力・盛岡実績
☆ ルコルセール
4枠4番/牡8/54kg/渡邊竜也騎手
岩手移籍後は重賞4連勝。前走の岩鷲賞では、今回と同じ盛岡ダート1200mを勝っています。
中央勢相手にどこまで通用するかが焦点ですが、地元コースへの適性は抜群。道悪で前々へ行ければ、粘り込みも警戒したい1頭です。
注目点:盛岡1200m勝ち・地元適性・連勝中
△ ポッドベイダー
6枠6番/牡4/54kg/荻野極騎手
ダート1200mで5勝を挙げる4歳馬。初の盛岡遠征は課題ですが、54kgは魅力です。
芝の函館スプリントSからの参戦ですが、ダートに戻って変わり身があっても不思議ではありません。上位人気馬との比較で、オッズ妙味があれば押さえたい存在です。
注目点:4歳・54kg・ダート1200m実績
軸馬と買い方の考え方
軸馬:アンズアメ
アンズアメは、1200mの安定感に加えて52kgが最大の魅力です。
馬場が重くなった場合でも、好位で流れに乗れれば斤量差が生きる可能性があります。
相手候補
クロジシジョー、サンライズアムール、ルコルセール、ポッドベイダー
馬場が不良まで悪化した場合は、
サンライズアムールとルコルセールの先行力を上方修正したいところです。
馬券購入は20歳になってから。無理のない金額で楽しみましょう。
SNSの反応
Xでは、地元の岩手競馬ファンからルコルセールへの期待が集まっています。
岩手競馬公式Xは、ルコルセールが岩鷲賞を2馬身差で制し、クラスターカップ挑戦を表明したと発信しています。
また、予想家アカウントでは「サンライズアムールの連覇実績」「クロジシジョーの斤量」「アンズアメの軽量」を評価する見方も出ています。
SNSの予想は参考材料のひとつです。最終判断は当日のオッズ、馬体重、馬場発表を優先しましょう。
PR|盛岡競馬場での観戦準備
台風や雨が気になる日の競馬観戦では、両手が空くレインウェアが便利です。
まとめ
クラスターカップは、上位人気馬が強い一方で、馬場悪化や盛岡適性によって着順が変わりやすい一戦です。
- 軸:アンズアメ
- 対抗:クロジシジョー
- 前残り警戒:サンライズアムール
- 地元の期待:ルコルセール
- 軽量の穴候補:ポッドベイダー
雨と台風の影響が読みにくいため、レース当日は公式発表で馬場状態と開催情報を確認してから判断しましょう。

