2026年4月14日更新 | かめきち
日本競馬における女性騎手の重賞制覇史を一挙紹介。2025年には遂にJRA平地G1制覇という歴史的快挙が生まれた。今こそ、あの瞬間と軌跡を振り返る。
まずはJRA(中央競馬)重賞制覇一覧から
| 年 | グレード | レース名 | 騎手 | 馬名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2002 | J・GI | 中山大障害 | R.ロケット(NZ) | ギルデッドエージ | 女性初のJRA重賞制覇 |
| 2019 | JpnII | 東京盃 | 藤田菜七子 | コパノキッキング | 地方交流重賞 |
| 2019 | GIII | カペラS | 藤田菜七子 | コパノキッキング | 日本人女性初のJRA重賞 |
| 2022 | GIII | CBC賞 | 今村聖奈 | テイエムスパーダ | 重賞初騎乗初勝利 |
| 2024 | GII | AJCC | R.キング(豪) | チャックネイト | |
| 2024 | GIII | 東京新聞杯 | R.キング(豪) | サクラトゥジュール | |
| 2024 | GIII | マーメイドS | 永島まなみ | アリスヴェリテ | |
| 2025 | GIII | 京都金杯 | R.キング(豪) | サクラトゥジュール | |
| 2025 | GI | フェブラリーS | R.キング(豪) | コスタノヴァ | 女性初・JRA平地G1制覇 |
| 2025 | GIII | 函館2歳S | R.キング(豪) | エイシンディード | |
| 2025 | GIII | 関屋記念 | R.キング(豪) | カナテープ |
次に地方競馬の重要な重賞制覇を紹介する
| 年 | レース名 | 騎手 | 馬名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | 黒潮マイルチャンピオンシップ(高知) | 下村瑠衣 | トニフィカーレ | 重賞女性1・2フィニッシュ史上初 |
| 2023 | OROターフスプリント(盛岡) | 神尾香澄 | マッドシェリー | |
| 2023 | 神奈川記念(川崎) | H.ドイル(英) | ヴィブラフォン | |
| 2025 | 東海クイーンカップ(名古屋) | 宮下瞳 | コパノエミリア | |
| 2026 | ヒロインズカップ(帯広ばんえい) | 今井千尋 | サクラヒメ | ばんえい初の女性重賞制覇 |
歴史を変えた「5大マイルストーン」を振り返る
競馬史の扉を次々こじ開けてきた女性騎手たちの足跡は、単なる「記録」ではなく、時代そのものの証明だ。2002年、ニュージーランドからやってきたロシェル・ロケット騎手がギルデッドエージで中山大障害を制し、女性として日本で初めてJRA重賞を手にした。その後15年以上もの空白があったが、2019年に藤田菜七子騎手がコパノキッキングでカペラSを勝利。「日本人女性初」という壁をついに突き崩した。
2022年には今村聖奈騎手がテイエムスパーダで小倉の芝を逃げ切り、CBC賞を制覇。さらに2024年、オーストラリアの至宝・レイチェル・キング騎手がAJCC・東京新聞杯と重賞2勝を重ね、そして迎えた2025年2月23日——コスタノヴァとともにフェブラリーSを快勝。平地GI、女性初という金字塔を打ち立てた。
同年2025年には永島まなみ騎手もマーメイドSでアリスヴェリテに騎乗し重賞初制覇。JRA所属女性騎手が複数名・複数回重賞を制する時代が、静かに、しかし確実に到来している。
現役JRA女性騎手(2026年4月時点)を一覧する
- 古川奈穂(栗東)重賞制覇経験なし・重賞騎乗多数
- 永島まなみ(栗東)GIII マーメイドS 制覇(2024年)
- 今村聖奈(栗東)GIII CBC賞 制覇(2022年)、通算100勝目前
- 小林美駒(美浦)2025年デビュー・重賞騎乗増加中
- 河原田菜々(栗東)重賞騎乗経験あり
最後に一言
かつて「女性が競馬の舞台に立つ」こと自体が異例だった時代から、G1を勝つ時代へ。彼女たちの蹄音は、馬場の先で確かに歴史を刻んでいる。
参考・データ出典: おうまのアイコン wire-to-wire(女性騎手の重賞制覇一覧、最終更新2026年2月1日)/winkeiba.jp(JRA女性騎手重賞勝利一覧)/Wikipedia 女性騎手の項


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