8月9日(日)15時35分、新潟7Rダート1800m。第18回レパードステークス(GⅢ・3歳限定馬齢戦)は、2024年からジャパンダートクラシックの優先出走権が付与された正式なトライアル競走です。ホッコータルマエやトランセンドら後のGⅠ馬もここを通過点にしてきた「夏の登竜門」、今年もダート三冠路線を左右する一戦になりそうです。
レース概要をひと目で
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 8月9日(日)新潟7R |
| 発走 | 15時35分 |
| コース | ダート1800m(左) |
| 条件 | 3歳・馬齢戦(57.0kg) |
| 1着賞金 | 3700万円 |
| 位置づけ | ジャパンダートクラシック優先出走権付き |
「毎年人気薄が来る」は本当だった
過去10年、6番人気以下の馬が毎年必ず3着以内に入っており、3着以内馬30頭中16頭を人気薄勢が占めています。昨年は12番人気ルヴァンユニベールが2着、11番人気ヒルノハンブルクが3着。一昨年も11番人気サトノフェニックスが2着に食い込みました。一方で1番人気の複勝率は60.0%と決して低くなく、本命党にも穴党にも付き合いやすいバランスが魅力です。
| 単勝人気 | 勝率 | 3着内率 |
|---|---|---|
| 1番人気 | 20.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 30.0% | 40.0% |
| 6番人気以下 | 4.1% | 16.3% |
内枠と逃げ馬が支配するコース構造
このレース最大の特徴が内枠優勢。1枠は過去10年で3勝・3着内率40%と圧倒的で、2024年・2025年と2年連続で1枠の馬が2着以内に入っています。馬番1〜6番の合計は8勝、逆に7枠は10年間で3着以内ゼロという極端な結果です。新潟ダート1800mは3〜4コーナーが鋭角なため外を回されやすく、脚質面でも逃げ馬の好走率が最も高い一方、追込馬は10年間で1度も馬券に絡んでいません。
| 枠番 | 3着内率 |
|---|---|
| 1枠 | 40.0% |
| 4枠・8枠 | 25.0% |
| 7枠 | 0% |
ステップと乗り替わりの妙
前走JRA重賞組は10年で4勝と好成績、地方競馬のダートグレード競走からの参戦馬も7頭が3着以内に入るなど侮れません。興味深いのが騎手交代の効果で、10番人気以下から3着以内に入った9頭中8頭が前走と違う騎手に乗り替わっていました。また左回りコースでの勝利実績を持つ馬が過去10勝中8勝を占めており、左回り未経験馬には注意が必要です。
出走予定馬(13頭・想定)
オオツカ(津村明秀)、オンザムービー(騎手未定)、ショウナンバンライ(田山旺佑)、タガノアバンドーネ(菱田裕二)、チェリヴェント(吉村誠之助)、テンカムテキ(石川裕紀人)、ドンエレクトス(荻野極)、パイロマンサー(岩田望来)、パラダイスフェイス(石橋脩)、ヒシアムルーズ(佐々木大輔)、ファイアマン(原優介)、マクリール(戸崎圭太)、メルカントゥール(坂井瑠星)。全馬牡3・57.0kg想定です。枠順確定は8月8日(土)以降となります。
注目馬をチェック
パイロマンサー(牡3・栗東・吉村圭司厩舎)は無敗で全日本2歳優駿を制し、UAEダービーでは3着とドバイの舞台でも通用力を示した実力馬。ケンタッキーダービーへの道を意識しつつ、国内での再始動レースとして臨むだけに仕上がりが最大の注目点です。
メルカントゥール(牡3・栗東・杉山晴紀厩舎)はユニコーンS2着を含みキャリア4戦無敗の2-2-0-0。前走ユニコーンS組は過去データでも【4-0-1-14】と好走率が高く、坂井瑠星騎手とのコンビ継続も安心材料です。
ドンエレクトス(牡3・荻野極騎手)は青竜S勝ちで東京・中京・中山と舞台を問わず好走。初めての新潟でも器用さで対応できそうな一頭です。
マクリール(牡3・美浦・手塚貴久厩舎)は通算6戦3勝・2着2回・3着1回という堅実な成績で、雲取賞3着から巻き返しを狙う立場。主戦ルメール騎手から戸崎圭太騎手への乗り替わりが最大の注目点で、戸崎騎手は本レース【2-1-1-3】・複勝率57%という好相性を持つだけに、この乗り替わりが逆に好走のサインになる可能性があります。
穴候補では、出走予定馬の中で唯一新潟ダート1800mでの勝利実績を持つファイアマンや、ダート転向後【2-1-1-1】と安定するチェリヴェントの名前が挙がっています。
SNS・現場の反応
X(旧Twitter)やYouTubeの競馬予想チャンネルでは、同日開催のCBC賞と合わせて「今週の3重賞」として取り上げられることが多く、パイロマンサーの世界挑戦からの帰国初戦という話題性が特に注目を集めています。専門メディアでも「混戦のダート3歳戦線」という見立てが目立ち、実績馬と穴馬の両方に予想が分散している印象です。
まとめ
内枠・逃げ先行・左回り実績という3つの型がはっきり出る一方、人気薄の激走が毎年のように起きる「型と波乱が両立する」レースです。枠順は8月8日(土)以降に確定するため、内枠を引いた実力馬がいれば軸としての信頼度が上がります。過去には不良馬場での開催実績もあるため、当日の馬場状態を含めた最終確認をおすすめします。
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