更新日:2026年4月13日
御神本騎手に今、何が起きている?
「あれ、御神本いないじゃん」
「なんで乗ってないの?」
最近の大井競馬や船橋競馬で、こんな声がSNSに溢れている。
結論から言うと、御神本訓史騎手は2026年3月下旬から体調不良(感冒=風邪)により複数回の騎乗を回避している状態だ。騎乗停止処分ではなく、あくまでも疾病による乗り替わりである。
直近の経緯を時系列で整理
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年12月18日 | 川崎競馬11Rで地方競馬通算3000勝を達成(歴代39人目) |
| 2025年12月25日 | 大井競馬場で予定されていた3000勝表彰式が騎手本人の体調不良で中止 |
| 2026年1月12日 | 改めて大井競馬場で3000勝達成表彰式を実施 |
| 2026年3月25日 | 大井で騎乗(播磨坂賞 B3二・ジーベンファルベンで4着)。これが直近の最終騎乗 |
| 2026年3月31日 | 船橋競馬の3鞍を感冒のため乗り替わり。京成盃グランドマイラーズのコンティノアールなど3頭から降板 |
| 2026年4月1日 | 船橋競馬の騎乗も御神本→矢野貴之に変更。引き続き疾病による回避 |
| 2026年4月8日 | 川崎記念(JpnI)で大井転入初戦のドゥラエレーデに騎乗予定だったが、疾病のため野畑凌騎手に急きょ乗り替わり。ドゥラエレーデは2着 |
| 2026年4月13日 | 大井開催日だが御神本の名前は出馬表になし |
| 2026年4月15日〜 | 東京スプリント(JpnIII)でイグザルトに騎乗予定。4月16日にも2鞍の騎乗予定あり |
川崎記念に乗れなかった衝撃
ファンにとって最もショックだったのは、4月8日の川崎記念(JpnI・1着賞金1億円)だろう。
元JRA所属のG1馬ドゥラエレーデが大井に転入し、その転厩初戦の鞍上に御神本が決まった時、ファンの期待は最高潮に達した。しかし当日、疾病で急きょ降板。代わりに騎乗した野畑凌騎手がドゥラエレーデを2着に持ってきたが、「御神本なら勝っていたかも」という声はやはり多い。
「また騎乗停止?」→ 今回は違う
御神本騎手と聞くと、過去の騎乗停止処分を思い出すファンも多い。実際、これまでに以下のような処分歴がある。
2007年 — 調整ルーム未入室、指定タクシー不使用などで計22日間の騎乗停止と謹慎処分。
2009年 — 通算1000勝達成直後、調整ルームからの無断外出で10日間の騎乗停止。記念表彰式も中止に。
2014年 — 調教時間中の無許可外出で6日間の騎乗停止。
2015年 — 交際相手を「施術師」と偽って騎手調整ルームに入室させた件で、実効30日間を含む40日間の騎乗停止。さらにこれが影響し、騎手免許の更新試験に不合格。約2年半騎手を離れることに。
2024年8月 — 出発時刻に90分遅刻で2日間の騎乗停止。
こういった歴史があるから「また何かやったのか」と思われがちだが、今回は処分ではなく純粋な体調不良だ。公式発表でも「感冒」「疾病」と明記されている。
復帰はいつ?最新の騎乗予定
南関東4競馬場の公式サイトによると、4月13日時点で以下の騎乗予定が確認できる。
| 日付 | 競馬場 | レース | 騎乗馬 |
|---|---|---|---|
| 4月15日(水) | 大井 | 11R 東京スプリント(JpnIII) | イグザルト |
| 4月16日(木) | 大井 | 10R アーバンステージ卯月 | トレインザマインド |
| 4月16日(木) | 大井 | 11R ブリリアントカップ | ダテノショウグン |
4月15日の東京スプリントが復帰戦になる可能性が高い。 ただし、3月31日以降のパターンを見ると当日の体調次第で乗り替わりもあり得る。発走前の出馬表確認は必須だ。
御神本訓史とは何者か
改めて、この騎手のすごさを振り返っておきたい。
1981年生まれ、島根県益田市出身の44歳。実父は元益田競馬場の騎手・調教師。1999年にデビューし、初騎乗初勝利という鮮烈なスタートを切った。2002年に益田競馬場の休止に伴い大井へ移籍。2003年には落馬で外傷性クモ膜下出血・脳挫傷という瀕死の重傷を負いながらも復活し、2007年にはフジノウェーブでJBCスプリント(JpnI)を制覇。これは地方所属馬によるJBC初勝利という歴史的快挙だった。
2023年にはミックファイアで南関東クラシック三冠を達成。羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービーをすべて勝つという偉業を成し遂げた。
そして2025年12月、地方競馬通算3000勝を達成。歴代39人目の大記録で、2026年1月に大井競馬場で改めて表彰された。
通算成績は3046勝(2026年4月12日現在)。勝率.174、連対率.309、3着内率.421。まさに南関東を代表するトップジョッキーだ。
天才ゆえの波瀾万丈
「天才」と呼ばれることについて御神本本人はこう語っている。
「積み上げた努力のほうが大きいはずなんで、天才の一言でまとめられたくない」
瀕死の落馬事故、度重なる騎乗停止、免許失効からの2年半のブランク、そして復帰。これだけの逆境を乗り越えて3000勝に到達した騎手は、地方競馬の歴史を見渡しても他にいない。
だからこそ、体調を万全にして戻ってきてほしい。東京スプリント、そしてその先に待つ大舞台で、あの鮮やかな騎乗を見せてくれることをファンは待っている。
まとめ
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| なぜ乗っていない? | 感冒(風邪)による体調不良。騎乗停止処分ではない |
| いつから? | 2026年3月31日以降、複数回の乗り替わりが続いている |
| 川崎記念は? | 疾病で降板。ドゥラエレーデは野畑凌騎手で2着 |
| 復帰はいつ? | 4月15日の東京スプリント(JpnIII)で騎乗予定あり。ただし当日判断の可能性も |
| 過去の処分との違いは? | 今回は処分ではなく疾病。公式発表で「感冒」「疾病」と明記 |
※この記事は2026年4月14日時点の公式発表・報道をもとに作成しています。最新情報は南関東4競馬場公式サイト、TCK(東京シティ競馬)でご確認ください。
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