
「もう全盛期は終わった」「いや、今が真の成長期だ」——女性騎手・今村聖奈ほど評価が割れる存在も珍しい。2022年に新人王、2023年以降は成績急降下、そして2026年5月にJRA通算109勝到達。本当に上手くなっているのか?どの競馬場で買えるのか?北海道で出張続きの自営業ライターが、netkeiba・競馬ラボ・PakkaWinの一次データから率直に検証しました。
結論:今の今村聖奈は「新潟・牝馬・1番人気」で買え
直近1年(2025/5〜2026/5)の競馬場別データ(PakkaWin)を見ると、新潟・函館・福島のローカル3場で複勝率20%超え。逆に東京・京都・中山では複勝率1割前後と苦戦。1番人気で乗ると勝率35.7%・複勝率64.2%と完全に信頼できる数字なので、「ローカル × 上位人気」を狙うのが基本戦略です。
今村聖奈の通算成績(2022〜2026年5月)
競馬ラボの年度別データによる公式集計では、デビューから2026年5月17日時点で通算109勝。
| 年 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
|---|---|---|---|---|
| 2022(デビュー) | 51 | 48 | 42 | 369 |
| 2023 | 25 | 30 | 34 | 342 |
| 2024(美浦修行年) | 6 | 9 | 9 | 146 |
| 2025 | 22 | 18 | 16 | 248 |
| 2026(〜5/17) | 5 | 4 | 7 | — |
| 累計 | 109 | 109 | 108 | — |
デビュー年の51勝はインパクト抜群でしたが、2023年からの落ち込みは「スマホ事件」(出典:現代ビジネス)など環境変化も影響。2024年に美浦で修行、2025年から徐々に復調傾向です(出典:美浦修行密着取材)。
競馬場別の勝率・複勝率(直近1年)
PakkaWinの直近1年データ(2025/5/18〜2026/5/17)から、今村聖奈の競馬場別成績を整理。
| 競馬場 | 騎乗回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟 | 108回 | 9.2% | 12.9% | 20.3% | ◎ 主戦場 |
| 函館 | 3回 | 0% | 33.3% | 33.3% | ○(サンプル少) |
| 福島 | 64回 | 4.6% | 14.0% | 21.8% | ◎ 得意 |
| 中京 | 36回 | 8.3% | 11.1% | 16.6% | △ |
| 小倉 | 42回 | 2.3% | 7.1% | 11.9% | ▲ |
| 阪神 | 28回 | 7.1% | 10.7% | 10.7% | ▲ |
| 中山 | 29回 | 3.4% | 3.4% | 10.3% | × |
| 京都 | 32回 | 3.1% | 6.2% | 9.3% | × 苦戦 |
| 東京 | 12回 | 0% | 16.6% | 16.6% | ×(勝ち星なし) |
はっきり言って新潟・福島がドル箱、中央4場(東京・中山・京都・阪神)では水準以下。馬券的には「ローカル開催で買い、中央4場では消し」が鉄則です。
芝・ダート別の成績
競馬場別とセットで見たいのが芝・ダート別の傾向。Victory Roadのデータ+PakkaWin直近1年から整理しました。
| 区分 | 騎乗回数 | 勝率 | 複勝率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 芝・総合 | 178回 | 5.6% | 13.4% | 短距離は淡白、中距離やや好転 |
| 芝・中距離 | 62回 | 6.4% | 17.7% | ○ 復調の兆し |
| ダート・総合 | 176回 | 6.2% | 19.8% | ◎ 芝より優秀 |
| ダート・短距離 | 82回 | 7.3% | 24.3% | ◎◎ 一番の得意条件 |
| ダート・長距離 | 79回 | 6.3% | 18.9% | ○ 安定 |
意外にもダート短距離が最強カテゴリ。芝のG1スターという第一印象とは裏腹に、本領は砂で発揮されています。最強コースは「新潟ダート短距離」(複勝率33.3%)と「新潟芝短距離」(複勝率20.6%)。新潟開催では迷わず買い目候補です。
最近上手くなっているのか?データで検証
直近50走の成績は3-2-4-3-0-38(勝率6.0%・複勝率18.0%)で、通算リーディング順位データの勝率5.9%・複勝率16.6%をやや上回ります。確実に右肩上がりではあるが、爆発力はまだ戻っていないというのが正直な見立て。
2026年5月19日には新潟3RでJRA通算100勝を達成(自厩舎・寺島良厩舎の馬で)。netkeibaニュースでも「節目を自分の厩舎で決めた意義は大きい」と本人がコメント。実際、所属の寺島良厩舎での複勝率は24.1%(62回)と全体平均を大きく上回り、信頼関係が成績を支えている構図がはっきり見えます。
1番人気時の信頼度がエグい
直近1年の人気別成績を見ると、1番人気での勝率35.7%・複勝率64.2%は中堅トップジョッキー級。「人気馬で買えば信頼できる」のが今の今村聖奈の真の姿です。逆に7番人気以下では複勝率15%以下なので、「穴で一発」より「人気馬で堅実に」が正解。
評判・口コミ(最近のSNS反応)
- 「美浦修行から戻ってきて明らかに馬の操り方が変わった」
- 「ダート短距離での粘り強さがデビュー時より格段に上がってる」
- 「重賞では正直まだ厳しい、平場で堅実に積み上げてる印象」
- 「寺島厩舎の馬なら買い、それ以外は様子見」
- 「100勝達成おめでとう!長かったけど確実に戻ってきてる」
- 「オークスのジュウリョクピエロ、人気以上に走るかも」
- 「ローカル巧者として再ブランディングできてる感じがする」
今村聖奈を買うべきレース条件まとめ
ここまでのデータをまとめると、馬券で狙うべき条件は明確です。
- 競馬場:新潟・福島・函館(ローカル3場)
- 馬場:ダート短距離が最優先、次点で芝中距離
- 人気:1〜2番人気で信頼度MAX
- 厩舎:寺島良厩舎(所属)の馬は問答無用で狙う
- 性別:牝馬(複勝率19.7%)>牡馬(9.4%)
- 脚質:逃げ(複勝率35.4%)が圧倒的、次に先行(27.0%)
逆に「中央4場・牡馬・差し追い込み・5番人気以下」は消し条件。これだけで的中率は確実に変わります。
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まとめ:今村聖奈は「ローカル×牝馬×ダート短距離」で輝く
初年度51勝の衝撃から、苦境を経て少しずつ復調——という今の今村聖奈。新潟・福島でのダート短距離・寺島厩舎の馬・1〜2番人気という条件が揃えば、十分に勝負できる騎手です。スター扱いされた時期と比べれば派手さはありませんが、データは確実に「再上昇中」を示しています。次の重賞、特にローカル開催で名前を見たら、注目してみる価値は十分あります。

