最終更新:2026年4月20日

結論──”花の呪い”は青葉賞より軽い
フローラステークス(GII・東京芝2000m)は1966年創設。60回の歴史で、勝ち馬がそのままオークスを制したのはわずか2頭だけ。
| 年 | フローラS勝ち馬 | オークス結果 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2010 | サンテミリオン | 1着(同着) | アパパネとJRA史上初のGⅠ同着優勝 |
| 2025 | カムニャック | 1着 | 15年ぶりにフローラS勝ち馬がオークス制覇 |
勝率にすると 2/60 = 約3.3% という厳しい数字。青葉賞の「ダービー馬0頭」に比べればマシだが、トライアル勝ち馬としては驚くほど低い。
フローラSからオークスで好走した馬たち
勝ち馬だけでなく、フローラSの「2着・3着」からオークスを制した馬も注目に値する。
| 年 | フローラS着順 | 馬名 | オークス結果 |
|---|---|---|---|
| 1969 | 2着 | シャダイターキン | オークス優勝 |
| 1971 | 8着 | カネヒムロ | オークス優勝(桜花賞馬) |
| 1972 | 2着 | タケフブキ | オークス優勝 |
| 1973 | 2着 | ナスノチグサ | オークス優勝 |
| 1978 | 3着 | ファイブホープ | オークス優勝 |
| 1979 | 2着 | アグネスレディー | オークス優勝 |
| 2001 | 2着 | レディパステル | オークス優勝 |
| 2021 | 3着 | ユーバーレーベン | オークス優勝 |
フローラSの「勝ち馬」よりむしろ「2〜3着馬」がオークスで花開くパターンが多い
これが”花の呪い”のもう一つの顔だ。
なぜフローラS勝ち馬はオークスで苦戦するのか
理由① 東京芝2000m→2400mの距離延長 フローラSは東京芝2000m、オークスは東京芝2400m。同コースとはいえ400m延長は大きい。フローラSでスピードで押し切れた馬が、オークスのスタミナ勝負についていけない。
理由② 桜花賞組との格差 本命級の素質馬は桜花賞→オークスの王道ローテを選ぶ。フローラSは”別路線組”の色が強く、対戦相手のレベル差が本番で露呈する。
理由③ 中3〜4週の消耗 4月下旬→5月下旬のローテーション。勝ち切った分だけ疲労が蓄積し、2着・3着で力を温存した馬のほうが本番で伸びる。
2026年 第61回フローラS 注目馬(4/26 東京)
| 馬名 | 想定騎手 | 予想人気 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ラフターラインズ | D.レーン | 1番人気(2.2倍) | きさらぎ賞3着(牡馬相手)。末脚非凡、東京2000mベスト条件 |
| ファムクラジューズ | 横山武史 | 2番人気(5.0倍) | 未勝利→フリージア賞を連勝。芝2勝は登録馬中唯一 |
| ペンダント | 佐々木大輔 | 中穴 | 連勝中だがダート実績。芝転換が鍵 |
| エンネ | 未定 | 中穴 | AI指数上位。大箱東京で一変あるか |
過去10年で1番人気は苦戦傾向(6連敗あり)。ラフターラインズが人気でも”頭固定”は危険。2〜3着に伏兵が突っ込むパターンを警戒して、3連複のヒモ荒れ狙いが面白い。
FAQ
Q. フローラS勝ち馬でオークスを勝ったのは?
A. サンテミリオン(2010年・同着V)とカムニャック(2025年)の2頭のみ。
Q. オークストライアルとしてのフローラS組の成績は?
A. 過去10年で【2-3-1-35】、複勝率14.6%。前走1着馬に限れば連対率40%まで上昇する(JRA-VANデータ)。
Q. フローラS2026の優先出走権は何着まで?
A. 2026年から上位5着までに拡大された。
Q. 青葉賞の呪いとの違いは?
A. 青葉賞は40年間でダービー馬0頭。フローラSは2頭出ている分、まだ”呪い”は薄い。
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