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【カーインライジング】20連勝&短距離三冠連覇の偉業|全成績・血統・日本に近い系統を徹底解説

香港の怪物、ここに極まる。カーインライジング(Ka Ying Rising)が2026年4月26日のチェアマンズスプリントプライズ(G1)も圧勝し、ついに20連勝を達成。香港スピードシリーズ三冠を2年連続で制覇という前人未到の偉業を成し遂げた。北の現場から発信するかめきちが、全成績・血統・日本に近い系統まで一気に解説する。

香港チェアマンズSPで20連勝を達成し独走するカーインライジングのイラスト

最新情報|2026年4月26日 チェアマンズSP圧勝で20連勝

項目内容
開催日2026年4月26日
レースチェアマンズスプリントプライズ(G1・芝1200m)
結果1着(2着サトノレーヴに大差)
タイム1:07.10(コースレコード)
騎手Z.パートン
連勝記録20連勝(香港調教馬の歴代最多更新中)
偉業2年連続香港スピードシリーズ三冠

サイレントウィットネスが持っていた17連勝の記録を2026年2月に更新、そこから止まらず20連勝。「世界一はこの馬であるべき」との声がSNSを席巻している。

プロフィール|ニュージーランド産・香港調教の超新星

項目内容
馬名カーインライジング(Ka Ying Rising / 嘉應高昇)
生年月日2020年9月3日(6歳)
性別牡→セン
毛色鹿毛
生産国ニュージーランド
馬主Ka Ying Syndicate
調教師デヴィッド・ヘイズ
通算成績23戦21勝(2026年4月26日現在)
獲得賞金HK$140,131,900超
受賞2024/25香港年度代表馬・最優秀短距離馬・最優秀4歳馬/2025年タイムフォーム年度代表馬

全成績|デビューから20連勝までの道のり

2023/24シーズン(デビュー〜重賞初制覇)

  • 2023.12.03 沙田ハンデ戦 デビュー1着
  • 中盤に2連続2着もあったが、後半5連勝でG3シャティンヴァーズ完勝

2024/25シーズン(G1初制覇〜年度代表馬)

  • プレミアボウル(G2)→ ジョッキークラブスプリント(G2・レコード)→ 香港スプリント(G1)初制覇
  • センテナリーSC(G1)→ クイーンズSJC(G1)→ スプリントC(G2)→ チェアマンズSP(G1)
  • 8戦全勝で年度代表馬・短距離三冠ボーナス約9,500万円獲得

2025/26シーズン(連勝記録更新&海外G1制覇)

  • 香港特区行政長官盃(61.2kg)快勝で13連勝
  • 豪G1ジ・エベレスト圧勝(賞金約6億9,800万円)
  • 香港スプリント連覇で16連勝
  • 2026.02.22 クイーンズSJC連覇で18連勝・香港新記録
  • 2026.04.06 スプリントC(レコード)で19連勝
  • 2026.04.26 チェアマンズSP連覇で20連勝

23戦21勝。2着2回はキャリア初期のハンデ戦のみで、重賞では一度も負けていない

血統|父Shamexpress×母Missy Moo

父 Shamexpress(シャムエクスプレス)

ニュージーランド産2009年生まれ、ノーザンダンサー系/トライマイベスト系。父O’Reilly(豪州を席巻したマイル王)、母父Volksraad(Green Desert系)。オセアニアでデインヒル王朝を崩した血統として知られる。

母 Missy Moo

2012年生まれ、母父Per Incanto(Street Cry系)。捨て値で処分された母から生まれた怪物として日本でも報じられた。

近親交配(インブリード)

  • トライマイベスト 4×5=9.38%
  • Sir Tristram 5×4=9.38%
  • Northern Dancer 5×5=6.25%
  • Mr. Prospector 5×4(母内)=9.38%

トライマイベストとSir Tristramのクロスが、爆発的なスピードと早熟性を引き出している。

日本に近い血統はいるのか

結論から言うと、直接的な日本産同系統馬は極めて少ない。ただし血統の一部に共通項を持つ馬は存在する。

① ロードカナロア(最も近い「香港スプリント直系の系譜」)

香港スプリント連覇(2012・2013)を達成した日本最強スプリンター。系統は異なる(キングマンボ系)が、「香港G1芝1200を制した日本の頂点」として比較対象になる。カーインライジングは2024・2025の連覇で並んだ。

② サトノレーヴ(直接対決の好敵手)

父ロードカナロア。2024香港スプリント3着・2025/2026チェアマンズSP2着と、カーインライジングに対し常に2番手につける日本のエース。血統的には対極だが、距離適性は完全一致。

③ デインヒル系産駒群(系統の親戚)

父Shamexpressの母父VolksraadはGreen Desert系で、Green Desertの近親にデインヒルがいる。日本でいえば**ハービンジャー(父Dansili=Danehill系)**産駒、エクシードアンドエクセル系産駒が血統的に近いゾーン。具体的にはエイシンヒカリ、モズアスコット、ナランフレグなどが「Danehill的スプリント血統」に分類できる。

④ トライマイベストのクロス

サンデーサイレンス系の母父にトライマイベストを持つ馬が日本ではごく稀に出る程度。ピンポイントで「カーインライジング型」と呼べる日本馬は現状不在。

つまり:日本に「同じ血統設計の馬」はほぼ存在せず、カーインライジングは世界的にも独自路線の超スプリンターと言える。

なぜここまで強いのか|3つの理由

① 完璧なスプリント血統設計

父系トライマイベストの瞬発力+母父Street Cry系のスピード持続+Sir Tristramの底力。全方向に隙なし

② 香港の調教環境

シャティン競馬場の高速馬場と、デヴィッド・ヘイズ調教師の計画的な使い分け。1200m絶対王者として育成された個体

③ パートン騎手との完全コンビ

Z.パートン騎手は20連勝中ほぼ全戦騎乗。馬の癖を知り尽くした最強コンビで、レース運びに迷いがない。

今後の展望|世界制覇への次なる挑戦

2025年は豪G1ジ・エベレストで海外G1初制覇。次なる目標は英国ロイヤルアスコットブリーダーズC・ターフスプリントとの見方も。スプリント界の絶対王者として歴史に名を刻むことは確実視される。

まとめ|稀代のスーパーホースを見届けよう

23戦21勝、20連勝、コースレコード4回。カーインライジングは「もう一頭の世界王者」として競馬史に刻まれる存在になった。日本に直接の血統的後継はいないが、サトノレーヴをはじめとする日本のスプリンター勢が挑み続ける限り、香港との対決はファンにとって最高の見どころ。

奇跡は終わらない。次走、注視あるのみ。

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※本記事は2026年4月26日時点の情報に基づきます。出典:Wikipedia、netkeiba、JRA-VAN World、香港ジョッキークラブ、北國新聞、日刊スポーツほか。