北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されたセレクトセール2026。当歳馬部門で最大の注目を集めたのが、上場番号372「デアリングタクトの2026」でした。父イクイノックス、母デアリングタクトという、日本競馬史に残る名馬同士の配合が話題を呼び、6000万円スタートのせりは激しい競り合いの末、3億3000万円でハンマーが下りました。

この馬の血統がすごい理由
- 母デアリングタクト:無敗のまま桜花賞・オークス・秋華賞を制し、史上初の無敗牝馬3冠を達成。通算13戦5勝。
- 父イクイノックス:通算10戦8勝、GI7勝を含む圧倒的な成績を残し、2022・23年の年度代表馬に輝いた名馬。
- 両者の実績を足すと合計9つのGI級タイトルを持つことから、「9冠ホース」と呼ばれています。
生産者である岡田スタッド・岡田牧雄代表は「本当に驚いてる。自分の牧場は1億円が出たことなかったので、目指せ1億だったので」と落札額に驚きを隠せない様子を語っています。
落札したのは「ANIMAレーシング」何者?
購買者となった「ANIMAレーシング」は、JRAの馬主登録には見当たらない名義で、今回のセールで初めて名前が浮上した“新顔”です。競馬ファンの間では早くも正体をめぐる憶測が広がっています。
- 近年のセレクトセールでは、有名オーナーが別名義で参加するケースが珍しくありません。昨年は「ネブラスカレーシング」が実は既存の大手オーナーの別名義だったことが後に判明した例もあります。
- ANIMAレーシングはこの日、コントレイル産駒を中心に複数頭を落札しており、比較的リーズナブルな価格帯の馬も購入。超高額馬だけに絞る傾向のオーナーとは毛色が異なるとの見方もあります。
- 正体は現時点では公表されておらず、あくまでネット上の推測の域を出ていません。今後の馬名登録や所有者情報の公開で答え合わせされる可能性があります。
今年のセレクトセールは良血馬ラッシュ
2026年のセールは全体的に高額落札が相次ぎ、まさに良血馬の当たり年でした。
- ヤングスターの2025(父イクイノックス、母が豪州GI馬):1歳セッション最高額の4億2000万円でダノックスが落札。
- エフフォーリア産駒:新馬戦から旋風を起こしている人気種牡馬で、この日2頭が3億円を突破。
- イクイノックス産駒全体:この日13頭が落札され、うち8頭が1億円超え。父としての評価がさらに高まっている状況です。
SNSの反応
X(旧Twitter)では「デアリングタクトの隣にいた馬、本人だったのか」と当日の驚きを振り返る投稿や、「ANIMAレーシングって誰だよ」「新規オーナーが増えるのは競馬界にとって良いこと」といった賛否両論のコメントが多数見られました。落札額そのものよりも、購買者の正体をめぐる議論が盛り上がっている印象です。
まとめ
日本競馬を代表する2頭の血を引く「デアリングタクトの2026」は、まさに今年のセレクトセールを象徴する一頭となりました。購買者の正体はまだ謎に包まれていますが、この良血馬がどんな競走馬に育つのか、今後のニュースにも注目が集まります。
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