2026年9月5日〜6日 かめきち的レース回顧
北海道の現場を走り回りながら、週末は競馬に集中する——それがかめきちスタイル。今週は予想記事を4本書いて、全力で臨んだ秋競馬の開幕。結果は「大当たり」あり「まさかの波乱」あり、正直すぎるくらいのレースが続いた。レース順に振り返っていこう。
📅 9月5日(土)土曜開幕|2重賞
🏇 札幌2歳S(GⅢ・札幌芝1800m)
結果:1着 ショウナンガレオン(1人気)/ 2着 コスモハナミズキ(3人気)/ 3着 デザートスピリット(4人気)
「予想通り——いや、想像を超えていた」
本命はもちろんショウナンガレオン。新馬戦でコースレコードを叩き出した2億1000万円の怪物だ。ただ2枠というデータ的に「勝率10%」の微妙な枠に入って、正直少し迷った。でも結果は6馬身差の圧勝。時計は1:50.3。迷った自分が恥ずかしくなるくらいの強さだった。
データ的に心配していた「2枠の勝率10%」なんて、この馬の前ではただの数字でしかなかった。父Flightlineが持つ異次元のスピード遺伝子は、コースや枠すら超えてくる。2着にコスモハナミズキ(4枠・勝率データ最高の20%ゾーン)が入ったのはむしろデータ通りで、「穴はコスモハナミズキ」と書いた自分を褒めてやりたい。
テンカタイヘイ(8枠)は5着。「8枠複勝率50%」のデータを信じすぎた。怪物相手にはデータも霞む——それが2歳戦の難しさだ。
🏆 来年のクラシック戦線、ショウナンガレオンは絶対に追いかける。Flightline産駒のJRA重賞初制覇——この馬は歴史を作りにきている。
🏇 京成杯オータムハンデ(GⅢ・中山芝1600m)
結果:1着 ピコローズ(10人気)/ 2着 エコロブルーム(3人気)/ 3着 ドロップオブライト
「これよ、これ。ハンデ重賞ってこういうもんだ」
正直、ピコローズは全然見えていなかった。10番人気、1着候補として書いた記事にも名前すら登場していない。ただ、記事で書いた「10番人気以下が過去10年で8頭馬券圏内」というデータは本物だった。その警告をもっと強く自分に言い聞かせるべきだった。
データが示した通りの波乱劇。1番人気のフォルテアンジェロはどこへ?——ハンデ戦の残酷さは毎年更新される。エコロブルームが2着に来たのはまだ救い。武豊騎手の「58kgトップハンデで2着」という職人技には脱帽だ。
| 教訓 | 内容 |
|---|---|
| ✅ 活きたデータ | 10番人気以下の馬券圏内ジンクス |
| ❌ 見落とし | ピコローズの中山マイル適性と斤量53kgの軽さ |
| 🔎 次への反省 | ハンデ重賞は「斤量+枠+前走」の三角形で必ず読む |
3連単は十数万円規模の中〜大波乱。過去データを信じてヒモに大穴を数頭押さえておくべき典型的なレースだった。次回は絶対に忘れない。
📅 9月6日(日)日曜メイン|2重賞
🏇 セントウルS(GⅡ・阪神芝1200m)
結果:1着 フリッカージャブ(2人気)/ 2着 ピューロマジック(1人気)/ 3着 ママコチャ(5人気)
「本命が外れた。でも、惜しかった」
かめきちの本命はピューロマジック。アイビスSD連覇、函館SS制覇の夏の女王に全力で乗っかったが、結果は1馬身差の2着。勝ったのはフリッカージャブ——北九州記念から重賞3連勝という止まらない快進撃だった。
振り返ると、フリッカージャブは書いた記事の中で「対抗◯」に位置付けていた。それが「本命」じゃなかったのは、正直悔しい。「前走G3勝ち・重馬場実績◎」というデータ的な根拠は全部そろっていたのに。
ただ、予想の組み方は正しかった。馬連2-3(ピューロマジック-フリッカージャブ)を押さえていれば的中だ。穴推しのメイショウヨゾラは着外で惜しくも外れたが、「38倍は少額で狙う」という判断自体は正しかった。
ピューロマジックの調教師コメント「学んだことがある」——この言葉が意味深だ。スプリンターズSに向けてどう立て直してくるか、秋本番が楽しみになってきた。
🏇 紫苑S(GⅡ・中山芝2000m)
結果:1着 マスターソアラ(6人気)/ 2着 サムシングスイート(4人気)/ 3着 ドリームコア(1人気)
「来た。サムシングスイート、2着!!」
これが今週最大のハイライトだ。「データ上のリスクを承知で買う逆張り」として推したかめきち本命のサムシングスイートが2着に突っ込んできた。馬連2-9(サムシングスイート-ドリームコア)は惜しくも外れたが、2-4(サムシングスイート-マスターソアラ)を持っていた人には大きなご褒美レースになった。
「前走1着・条件戦組の勝率3.3%」というデータリスクを承知の上で、「父サートゥルナーリアの中山適性・内枠・仕上がり」を根拠に推した判断は正しかった。伊藤大士調教師の「完成してきた」コメントも本物だった。
勝ったマスターソアラは6番人気。重馬場で差し切った末脚は圧巻で、大野拓弥騎手の好騎乗もあって完璧な勝利。これも「前走からの上昇度」を見抜けるかどうかの世界で、次回は予想記事で必ずこの視点を加えていく。
1着マスターソアラ、2着サムシングスイート、3着ドリームコアの3頭は秋華賞の優先出走権を獲得。10月の秋華賞が今から楽しみで仕方ない。
📊 今週の予想成績まとめ
| レース | かめきち本命 | 結果 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 札幌2歳S | ショウナンガレオン(1人気) | 🏆 圧勝1着 | ◎大成功 |
| 京成杯AH | フォルテアンジェロ(1人気) | 着外 | ❌波乱に沈む |
| セントウルS | ピューロマジック(1人気) | 2着 | △惜しい |
| 紫苑S | サムシングスイート(4人気) | 2着 | ○逆張り成功! |
✏️ かめきちの総評コラム
今週は「データを信じること」と「データを超える何かを感じること」の両方が必要だと改めて痛感した週だった。
ショウナンガレオンは能力でデータを粉砕した。京成杯AHは波乱を示すデータを読み切れなかった。セントウルSは本命と対抗を逆にしてしまった。紫苑Sは逆張りの根拠を信じた結果、予想の方向性は正しかった。
競馬の面白さって、結局ここにある。「数字が全部じゃない」と知りながら、「数字を無視したら負ける」という矛盾の中で毎週答えを探し続ける。北海道の現場を走り回る仕事と、なんとなく似ている気がする——現場で感じた「肌感覚」と「設計図の数字」を合わせて初めて答えが見えてくる。
来週も、データと感覚を武器に全力で向き合う。
🏇 次走注目馬:ショウナンガレオン(朝日杯FS/ホープフルS)、ピューロマジック(スプリンターズS)、サムシングスイート・マスターソアラ・ドリームコア(秋華賞)

